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「骨太方針2024」 原案を示す 所得と生産性の向上などを図る 今月中の閣議決定を目指す

令和6年6月11日、首相官邸において、「令和6年第8回経済財政諮問会議」が開催されました。今回の会議では、経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)について議論が行われ、骨太方針2024の原案が提示されました。

議長である岸田総理は、この日の議論を踏まえ、次のように述べました。

●本日は、骨太方針2024の原案についての議論を行った。
●日本経済が新たなステージに向けて歩みを進めるための鍵となるのは、物価上昇を上回る持続的・構造的な賃上げである。あらゆる政策を総動員して賃上げを後押しし、来年以降、物価上昇を上回る賃上げを定着させる。
●あわせて、社会課題解決をエンジンとした経済成長に向けて、官民が連携して投資を行っていく。GX、DX、科学技術・イノベーション、フロンティアの開拓、経済・エネルギー安全保障など、長期的な視点に立ち、戦略的な投資を速やかに実行していく。資源を成長分野に集中投入することで、持続的に所得と生産性を向上させていきたい。
●また、意欲のある人が年齢・性別に関わらず、自由で柔軟に活躍できる社会を構築していく。その基盤として、全世代型社会保障制度の構築を進めるとともに、安心して結婚・出産・子育てに取り組めるよう若年世代の所得向上を図り、生涯所得の拡大を通じて、ウェルビーイングの高い社会を実現していきたい。
●今後、本日の原案を基に、更に調整を進め、今月中にも骨太方針を閣議決定することを目指す。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<令和6年第8回経済財政諮問会議>
首相コメント:https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202406/11keizai.html
資料:https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/0611/agenda.html

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