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新型コロナウイルス対策 妊婦などに向けた感染症対策をとりまとめ 経済団体にも配慮要請(厚労省)

厚生労働省から、「妊婦の方々などに向けた新型コロナウイルス感染症対策」をとりまとめたとのお知らせがありました(令和2年4月1日公表)。

その概要は次のとおりです。

●普及啓発等
妊婦向けに注意点などを簡潔に記載したリーフレットを作成し、産科医療機関、子育て世代包括支援センターや保健センター等を通じて妊婦に配布するなど

●職場での配慮の要請
経済団体や労働団体に対して、妊娠中の女性労働者等(非正規雇用労働者を含む。) に配慮した取組(休みやすい環境整備、テレワークや時差通勤の活用促進等)への協力を要請(令和2年4月1日要請)

●その他
母子健康手帳の交付時や既に妊娠している者との面談時などのマスクの配布、周産期医療の提供

現時点での医学的知見では、妊娠後期に新型コロナウイルス感染症に感染したとしても、経過や重症度は非妊婦と変わらないとされているようですが、新型コロナウイルスに限らず一般的に、妊娠中に肺炎を起こした場合、妊娠していない時に比べて重症化する可能性があるということで、妊娠中の女性労働者等には特に配慮が必要といえそうです。

職場での配慮の要請では、具体的には、次のような取組を行うことが要請されています。

・妊娠中の女性労働者が休みやすい環境の整備

・感染リスクを減らす観点からのテレワークや時差通勤の積極的な活用の促進

・妊娠中の女性労働者も含めた従業員の集団感染の予防のための取組実施 など

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

<「妊婦の方々などに向けた新型コロナウイルス感染症対策」をとりまとめました>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10653.html

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