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日本年金機構が令和4年度の事務処理誤り等を公表 年金の未払いは約2.3億円

日本年金機構では、毎月、事務処理誤り等を公表していますが、この度、令和4年4月から令和5年3月までの事務処理誤り等について、1年間分として改めて取りまとめ公表しました(令和5年9月11日公表)。

これによると、事務処理誤り等について、令和4年度に精算などの対応を終えたものが1,220件。
全体の45%にあたる570件が、年金給付などの金額に影響を及ぼしていたということです。

その内容を分類すると、最も金額が大きかったのが年金の未払いで、合計で約2億3,213万円(264件)。
その他、過払いが合計で約6,566万円(177件)、過徴収が合計で約1,703万円(79件)となっています。

なお、これとは別に、対応中の案件が令和5年3月末時点で1,202件あるということです。

日本年金機構では、引き続き、事務処理誤り等の再発防止に努めていくとしています。

ミスは誰にでも起こるものですが、発見でき、理由が分かれば訂正してくれます。
徴収された保険料額や受給した年金額は、明らかにおかしな点がないか、念のため確認するようにしたほうがよいかもしれませんね。

詳しくは、こちらをご覧ください。
<事務処理誤り等(令和4年4月分~令和5年3月分)の年次公表について>
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/press/2023/202309/0911.files/0911.pdf

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