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年収の壁・支援強化パッケージ キャリアアップ助成金の活用は合計約27万人(厚生労働大臣の記者会見)

令和6年10月25日の厚生労働大臣の記者会見で、「年収の壁・支援強化パッケージ」の使用実績などについて、次のような質疑がありました。

記者:昨年10月に始まりました「年収の壁」の支援パッケージについてお伺いします。実施から1年が経ちましたが、パッケージの使用実績についてお伺いします。キャリアアップ助成金に加え、社会保険の適用促進手当、そして事業主の証明による被扶養者認定の円滑化についても、わかりましたらお願いいたします。

大臣:ご指摘の「年収の壁・支援強化パッケージ」における対応策のうち、例えばキャリアアップ助成金については、本年8月末時点で、合計で約27万人の労働者への活用が予定されています。このようにパッケージの活用は着実に進んでいると考えていますが、引き続き多くの事業主にパッケージをご活用いただけるよう、様々な機会を捉えて周知広報に取り組んでまいりたいと考えています。

その上で、被用者保険の更なる適用拡大などの制度的な対応にも取り組むこととし、次期年金制度改革に向けて議論を行っているところです。年末には議論を取りまとめることができるよう、社会保障審議会年金部会等において関係者の方々のご意見を伺いながら、引き続き丁寧に検討してまいりたいと思います。

報道では、対象者が最大60万人と推計されることから、“補助金(キャリアアップ助成金)の活用は、対象者の5割弱の約27万人分”などと報じられています。詳しくは、こちらをご覧ください。

<厚生労働大臣会見概要(令和6年10月25日)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00744.html

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