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石綿による疾病に関する労災認定 令和3年度は約1,000件で昨年度と同水準(厚労省)

厚生労働省から、令和4年12月14日に、令和3年度の「石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況」の確定値が公表されました(速報値は今年6月に公表済み)。

 

令和3年度の確定値によると、石綿による疾病に関する「労災保険給付」の請求件数は1,278件(石綿肺を除く)、支給決定件数は1,011件(同)で、請求件数は昨年度と比べ増加、支給決定件数は昨年度とほぼ同水準となっています。

また、「特別遺族給付金」の請求件数545件で、支給決定件数は31件となっています。

 

報道でも、「アスベスト健康被害、約1千人が労災認定」などと取り上げられています。

 

詳しくは、こちらをご覧ください。

<「令和3年度 石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況まとめ(確定値)」を公表します>

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29518.html

 

なお、同日、工作物の解体・改修の作業における石綿ばく露防止対策を強化するため、石綿等の使用の有無等の事前調査について、一部の場合を除き、必要な知識を有する者に実施させることを事業者に義務付けることを内容とする省令の改正案について、諮問を受けた労政審が妥当と答申しました。

この省令の改正は、令和8年1月から施行される予定です。

 

詳しくは、こちらをご覧ください。

<「石綿障害予防規則の一部を改正する省令案要綱」について労働政策審議会から妥当との答申がありました>

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29733.html

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