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2020年春闘の方針が確定(連合)
2019年12月4日 登録
連合(日本労働組合総連合会)から、令和元年(2019年)12月3日に開催した第81回中央委員会において「2020 春季生活闘争の闘争方針」を確定したとの報告がありました。
概要は次のとおりです。
●すべての働く者の将来不安を払拭し、「経済の自律的成長」、「社会の持続性」を実現するためには、分配構造の転換につながり得る賃上げが必要である。
●2020闘争においても、引き続き、生産性三原則(労使協議・公正分配・雇用拡大)にもとづいた「賃上げ」、「働き方の見直し」を求めるとともに、働き方も含めた「サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正分配」に一体的に取り組む。
●とりわけ「賃上げ」については、「底上げ」、「底支え」、「格差是正」の取り組みを再定義し、広く社会全体に賃上げを促すとともに、企業内で働くすべての労働者のセーフティネットを強化していく。加えて中小組合や有期・短時間・契約等で働く者の賃金を「働きの価値に見合った水準」へと引き上げていく。
●正規・非正規、組織・未組織を問わず、すべての働く者・国民の生活の底上げの実現を社会に向けて発信していく。
令和2年(2020年)3月9日からの回答ゾーンを示し、同月内の決着をめざすこととしています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<2020 春季生活闘争方針について>
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2020/press_release/press_release_20191203.pdf?1419
※こちらの記事は社会保険労務士PSRネットワーク様の許可を得て転載しております。