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指定難病患者データの個人情報の流出 厚労省がお詫び・再発防止に取り組む

厚生労働省が収集する指定難病患者に関するデータ(診断書情報)について、研究者から利用申出を受けて提供したデータファイルに、本来、削除されるべき個人情報(氏名・生年月日・住所等、延べ5,640名分)が含まれていることが判明したということです。第三者提供の提供先である研究者からの報告で明らかになったものです。同省では、当該データファイルを同年8月9日までに全て回収。研究者以外の者への流出はないことを確認しているということです。

同省では、複数の者によるダブルチェックの徹底などの基本的な対策に加え、作業手順等の見直しも含めた再発防止策を策定し、その徹底を図ることとしています。

“最後に個人情報を削除する”という工程を忘れてしまっただけですが、個人情報の第三者提供という重要な場面ですから、こんなに大事になってしまいます。単純ですが、ダブルチェックの徹底などが重要といえそうですね。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<指定難病患者データの研究利用のための第三者提供における個人情報の流出及びその対応について(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27386.html

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