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「女性だけに仕事と家事・育児の両立を求める風潮に疑問を感じる」が49.9%(連合の「非正規雇用で働く女性に関する調査2022」)

連合(日本労働組合総連合会)から、「非正規雇用で働く女性に関する調査2022」が公表されました(令和4年3月31日公表)。

この調査は、インターネットリサーチにより令和4年2月8日から3日間で実施されたもので、全国の非正規雇用で働く20歳~59歳の女性1,000名の有効サンプルを集計したものとなっています。

主な調査結果のポイントは、次のとおりです。

●非正規雇用で働く女性の生活意識

・経済的なゆとりが「ない」が66.9%、シングルマザーでは 75.4%

●非正規雇用で働く女性の就業意識

・今後希望する働き方については、有期契約・嘱託社員の44.9%、派遣社員の38.3%が、正規雇用を志向

●“女性の活躍”について思うこと

・「女性だけに仕事と家事・育児の両立を求める風潮に疑問」が49.9%(前回調査から5.8ポイント上昇)

連合では、調査結果を受けて、固定的性別役割分担意識の払拭などを進める必要があるとしています。

また、新型コロナウイルス感染拡大の影響についても調査が行われており、「アルバイトの35.1%が「収入の減少」と回答した」などといった結果が紹介されています。

アルバイトで働く女性が他の雇用形態で働く女性よりもコロナ禍の影響を受けているようです。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<『非正規雇用で働く女性に関する調査2022』を掲載しました。(世論調査)>
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20220331.pdf?4971

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